振り返りを効率的に行いたい

MiiTel Meeting を利用して成果向上につながった企業の共通点は、「自分の商談の振り返り」「他メンバーの良い商談の確認」を徹底しているところにあります。

録画を残すだけではなく、以下の 2 点を徹底することが、成果向上の重要なポイントになります。

  • 自分の商談の振り返り、および、フィードバックのサイクルを回すこと
  • 良い商談の動画を共有、および、確認すること

ここでは、効率的な振り返りや分析の行い方や、そのための設定例を紹介します。

目次

振り返りをどのように行えば良いか

振り返りの対象として有効なのは、「惜しかった」商談です。

振り返り商談.png

 

このような商談について、取引先の発言に対してうまく切り替えせなかった部分を振り返り、フィードバックし合うことが効果的です。

ネックになった部分にコメントを記入してフィードバックを行いましょう。Slack 連携している場合は Slack 通知、していない場合は [共有] からコメント内容を伝えられます。

 

振り返りの際、まずは Talk 比率に注目してみましょう。

Talk比率.png

 

さらに、応対評価、音声評価にも注目してみましょう。

スクリーンショット 2024-10-18 17.16.42.png

参考までに、各指標の目安を紹介します。

  • Talk 比率: 60 % から 65 % が目安 (自分が 70 % 以上話している場合、話し過ぎの傾向)
  • 抑揚: 25 以上が目安 (20 を下回る場合、感情が伝わりづらい平坦な話し方になっている)
  • 話速: 8.50 文字 / 秒以内が目安 (超える場合、話すスピードが早すぎる)

分析の進め方

分析を進めるには、良い商談と悪い商談の差分を見ることが必要です。

タグを活用して商談を絞り込んだうえで、話しているトピックの差分を確認してみましょう。

スクリーンショット 2024-10-18 17.38.34.png

例えば上図の場合、競合の話題が出ると商談化しにくい、という内容が読み取れます。この場合、競合に対するカウンタートークを用意する必要があります。

 

また、使用しているキーワードの差分を見ることも有効です。

スクリーンショット 2024-10-18 17.44.26.png

例えば上図の場合、一緒に〇〇しましょう、よろしければ〇〇しませんか ? という提案ができていると、商談化しやすい、という内容が読み取れます。

設定例

効率的に振り返り、分析を行うには、トピック、タグ、キーワードの設定が重要です。

トピック

トピックを自社の商談の特徴に合わせてカスタマイズすると、より話す内容の差分が可視化されます。

詳細は、「トピックの設定例を知りたい」を確認してください。

タグ

商談を分類するタグを適切に設定すると、成功した商談、失敗した商談の特定がスムーズになります。

スクリーンショット 2024-10-18 17.54.04.png

キーワード

キーワードに何を設定したら良いかわからない場合は、以下の基本パターンからマッチしそうなものを設定してください。

ニュートラル ポジティブ ネガティブ

たとえば

ちなみに

ぐたいてきに

さいごに

というのも

なぜなら

じつは

よろしければ

いっしょに

みなさん

てつだい

じれい

はいけい

いつまで

すけじゅーる

よさん

じき

どうにゅう

けっさい

りんぎ

ひようたいこうか

ねくすと

じかい

かいやく

しきゅう

じょうし

うえのひと

せきにんしゃ

へんきん

ほしょう

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