MiiTel Meeting を利用して成果向上につながった企業の共通点は、「自分の商談の振り返り」「他メンバーの良い商談の確認」を徹底しているところにあります。
録画を残すだけではなく、以下の 2 点を徹底することが、成果向上の重要なポイントになります。
- 自分の商談の振り返り、および、フィードバックのサイクルを回すこと
- 良い商談の動画を共有、および、確認すること
ここでは、効率的な振り返りや分析の行い方や、そのための設定例を紹介します。
振り返りをどのように行えば良いか
振り返りの対象として有効なのは、「惜しかった」商談です。
このような商談について、取引先の発言に対してうまく切り替えせなかった部分を振り返り、フィードバックし合うことが効果的です。
ネックになった部分にコメントを記入してフィードバックを行いましょう。Slack 連携している場合は Slack 通知、していない場合は [共有] からコメント内容を伝えられます。
振り返りの際、まずは Talk 比率に注目してみましょう。
さらに、応対評価、音声評価にも注目してみましょう。
参考までに、各指標の目安を紹介します。
- Talk 比率: 60 % から 65 % が目安 (自分が 70 % 以上話している場合、話し過ぎの傾向)
- 抑揚: 25 以上が目安 (20 を下回る場合、感情が伝わりづらい平坦な話し方になっている)
- 話速: 8.50 文字 / 秒以内が目安 (超える場合、話すスピードが早すぎる)
分析の進め方
分析を進めるには、良い商談と悪い商談の差分を見ることが必要です。
タグを活用して商談を絞り込んだうえで、話しているトピックの差分を確認してみましょう。
例えば上図の場合、競合の話題が出ると商談化しにくい、という内容が読み取れます。この場合、競合に対するカウンタートークを用意する必要があります。
また、使用しているキーワードの差分を見ることも有効です。
例えば上図の場合、一緒に〇〇しましょう、よろしければ〇〇しませんか ? という提案ができていると、商談化しやすい、という内容が読み取れます。
設定例
効率的に振り返り、分析を行うには、トピック、タグ、キーワードの設定が重要です。
トピック
トピックを自社の商談の特徴に合わせてカスタマイズすると、より話す内容の差分が可視化されます。
詳細は、「トピックの設定例を知りたい」を確認してください。
タグ
商談を分類するタグを適切に設定すると、成功した商談、失敗した商談の特定がスムーズになります。
キーワード
キーワードに何を設定したら良いかわからない場合は、以下の基本パターンからマッチしそうなものを設定してください。
ニュートラル | ポジティブ | ネガティブ |
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たとえば ちなみに ぐたいてきに さいごに というのも なぜなら じつは よろしければ いっしょに みなさん てつだい じれい はいけい |
いつまで すけじゅーる よさん じき どうにゅう けっさい りんぎ ひようたいこうか ねくすと じかい |
かいやく しきゅう じょうし うえのひと せきにんしゃ へんきん ほしょう |